のらねこだった輝の記録

ダブルキャリア、扁平上皮癌。ただひたむきに生きる

そして夜

帰って来てごはんのあと、

輝の体を拭いて

血の付いた毛布とペットシーツを替えて

床や壁も拭いた。

 

しばらくしたら

こんどはドライフードドロドロごはん。

 

これを楽しみにしてるのは

輝よりわたし。

パクパク食べてくれる輝を見てると

とてもしあわせ。

 

 

輝はもう通常運転。

やっとわたしの気持ちも落ち着いた。

 

実のところ

慌てふためいてたのはわたしだけで、

輝自身はずっと普段どおりだったな。

猫はすごいね。

 

 

たぶんこれからも

こういうことはしょっちゅうあると思う。

平常心を保つのはなかなか難しくて、

またみっともなくうろたえるんだろうな。