自己満足
仕事中も、輝のことが気になってしょうがない。
ウェブカメラが見たくて見たくて。←仕事せーよ。
ごはん足りてるかな?
寒すぎないかな?
落ちてケガしてないかな?
うんこ踏んでないかな?
けど、こんな心配は幸せなもんやなと思う。
輝が外にいた頃は、
雨に濡れてないかな?
熱中症になってないかな?
またケガ増えてないかな?
どっかで倒れてないかな?
想像すると、
胸が締め付けられるように苦しかった。
結局、自分のこの苦しみから逃れるために
連れて来たんだな。
猫のため、というより
自分のため。
それでも、自己満足でも、偽善でも、
一匹の猫の命が今日も繋がってるという事実がある。
それだけでいいんちゃうかと思っている。
ごはん持って来たのにそんな顔せんでもいいやん。
でも、撫でるとちょっとキモチイイらしい。